カルチュア・コンビニエンス・クラブとは?
カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社は、消費者金融ではありません。
貸金業登録業者名簿には記載してありますが、個人向けに融資を行う企業ではありません。
では、カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社はどういった会社なのか?というところです。
カルチュア・コンビニエンス・クラブは、
TSUTAYA
というビデオ・DVD・CDなどのレンタル、および本を取り扱っているお店のフランチャイズ本部となっています。
私はTSUTAYAカードを持ったことも使ったこともありませんが、現在の日本人はみんなTSUTAYAカードを持っているようですね。
このカルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社は1985年に設立されたそうですが、TSUTAYAの前身である蔦屋書店は、大阪枚方市に1983年に創業されたようです。
今では全国でTSUTAYAを知らない人はいないとも言われています。
ツタヤをよく思わない人もいる
私はほとんどTSUTAYAに行った事がありません。
(便所を借りたり付き添いで入ったりはありますよ)
むしろ、このような大企業フランチャイズを憎む人々も知っています。
そのお話をひとつ。
私の遠い親戚のお話です。
地方都市の田舎の商店街にて、書店を50年以上経営していた老夫婦がいました。
しかし近所に大型ショッピング施設ができ、そこにTSUTAYAができました。
地元の商店街にはやがて人が来なくなり、その書店は2代目で倒産しました。
その商店街は、他にも喫茶店、レンタルビデオ屋、文房具屋、定食屋、うどん屋などもありましたが、相次いで廃業していきました。
私は大型ショッピングモールなどは嫌いです。
人が多くて渋滞ハンパないのでほとんど行きません。
特に買うものもありませんし。
やはり長年親しんだ地元の商店街にお金を落としています。
しかし、私たちだけのコアなファンの売り上げでは、当然ながら小さな商店街は経営はできませんでした。
「あの頃は良かった…」と嘆きながら廃業していった方たちを見ていると、資本主義の闇・格差社会の深い闇が見えてきました。
別にTSUTAYAが悪いわけではありません。
しかし私は今まで一度もTカードを持った事がありませんし、これからも持つことはありません。
別に意地が悪いわけではありません。
コンビニでいちいち
Tカードはお持ちじゃなかったでしょうか?
と聞かれます。
持っているなら出します。出さないという事は持っていません。
と言い返します。
コンビニでレジ行列ができているのに、いちいち
「Tカードはお持ちじゃないですか?」
と言われてから財布をもう一回開けて、Tカードを探して、結局「ありませんでした」というヤツをたまに見かけますが、それに限っては腹が立ちます。
何コラ!タココラ!
と心の中で言っています。
このように、何でもキャッシュレス化していく日本に私は反対であり、TSUTAYAなど大企業が小さな個人店を吸収・潰していくことにも歯止めをかけていただきたいと、純粋に思います。
永遠と売り上げを伸ばしていかないといけない。
それには犠牲も伴うのです。
立ち止まってほしい。
ある程度の売り上げが見込める企業になったのならば、成長を止める努力も必要です。
しかし大企業はマイナスになることを強く恐れています。
株主に反発されるからです。
マイナス成長が怖いのです。
だからどんどん資本を拡大していかなければならないのです。
太って太って太りまくるのです。
つまり資本主義経済はもう限界を迎えているのです。
正確に言えば限界はありませんが、売り上げが上がれば何をしても良いのですか?と言いたいですね私は。
日本の中だけで格差が広がるだけなのですから。
大企業は沢山ありますが、そんなにお金をたらふく稼いで一体どうしようというのか。
何の為にお金を稼いでいるのか。
誰の為にお金を稼いでいるのか。
全てがこのカルチュア・コンビニエンス・クラブ、TSUTAYAフランチャイズ本部、そしてTカードから私は学びました。
カルチュア・コンビニエンス・クラブまとめ
TSUTAYAブランドを成功させ、日本中で圧巻の知名度を誇るツタヤフランチャイズ本部である、カルチュア・コンビニエンス・クラブ。
もう一度言いますが、カルチュア・コンビニエンス・クラブは消費者金融ではないですし、個人向けに融資を行うわけでもありません。
なぜ貸金業の許可があるのかと言うと、あくまでも予測ですが、大企業ですからグループファイナンス部門として、金融業の許可が必要なのかもしれません。
例えば保険、社内での融資、グループ会社同士の金銭の授受、その他税金対策など様々あることでしょう。
私たちお金を借りたい人間が、「カルチュア・コンビニエンス・クラブさん、お金貸してください!」と申し込んでも怒られますので注意が必要です。