伽寝具(キャシング)とは、キャッシングのタイピングの打ち間違いで起きる現象で、よく私も間違えます。
kyassinnguでキャッシングですが、急いでいる時などはkyasinnguになってしまいます。
「S」が抜けてしまうと、キャッシングではなく、伽寝具となってしまうのです。
何かの寝具のような「伽寝具」ですが、そもそも「伽(キャ)」とは、どういう時に使う漢字なのでしょうか?
音読みで、「カ」・「ガ」・「キャ」
訓読みで、「とぎ」
だそうです。おとぎ話を漢字で書いたら「御伽噺」と書くそうです。なんか怖いですね。
ホラー映画「呪怨」に出てくる「佐伯伽椰子」(さえきかやこ)にも、この伽寝具のキャが使われています。
ちなみに大辞林での解説では
とぎ【伽】
①話の相手になって機嫌をとったり、退屈を慰めたりすること。また、その人。おとぎ。
②寝室の相手をすること。また、その人。
③病人の看護。
このように、キャッシングと伽寝具は何の関係もありません。