オリックス株式会社は、誰もが知る会社です。
オリックスというブランドは今や日本国中に浸透していますが、実際に私たちはオリックスがどんなことをやっている企業なのか知りません。
そもそも他のオリックスグループ企業の貸金業登録業者ページで、オリックスについては語っていますが…。やはり「オリックス=仰木監督&イチロー」という野球の効果は物凄いものがあると思います。
ここでは消費者金融マニアの私が、誰でも分かるように簡単にオリックスを解説していきたいと思います。
オリックスの歴史
オリックスという名前は野球のイメージしかありませんが、そもそものオリックスの歴史を見ていきましょう。
オリックスはいつできたのか?
オリックスは、1964年(昭和39年)創業です。1964年は、東京オリンピックが開催された年です。
当時あった2つの銀行が出資して、日本で2社目の「リース会社」として設立されました。
創業時はオリックスという名前ではなく「オリエント・リース株式会社」でした。
創業は大阪府大阪市です。
いつオリックスという名前になったのか?
オリエント・リース株式会社から、オリックス株式会社になったのは、1989年(平成元年)からです。
そもそも1986年以降のバブル期、リースのお仕事だけではなく、消費者金融や信託銀行、保険、証券など、金融に関する業務を拡大していき、それが成功していったのです。
1989年、名前を変えた当時は、なんと日本の金融業として業界第二位の大きな金融業だったそうです。ちなみに当時の一位は三菱銀行(現三菱UFJフィナンシャルグループ)。
以降、平成時代はオリックスとして有名な企業になったわけです。
つまり、オリックスは「金融業」ということです。
オリックスとプロ野球の関係は?
1988年に、阪急電鉄の阪急ブレーブスを買収し、オリックス・ブレーブスになります。
オリエントからオリックスに名前が変わったのもこの時期で、昭和が終わり、平成になった年でもあります。
そして1991年に、ブレーブスをやめて「ブルーウェーブ」になります。この年に、イチローを獲得。
2004年には、近鉄バッファローズと合併。まさに大阪の私鉄である、近鉄と阪急が合体するという結果になります。
もともとブレーブスをやめて脱阪急色を目指していたオリックスは、ブレーブスもブルーウェーブも愛着は無かったのですね。だから企業名のオリックスと、バッファローズを併せてオリックスバッファローズになったのです。
オリックスは金融業でお金持ちですから、凄いですね…。
現在のオリックスは金融業で凄い
以上、オリックスについて簡単に解説していきました。
野球のイメージは強いですが、むしり野球のお陰でオリックスも大きく成長したのではないかと思います。金融業って、イメージが悪いですからね。そこをプロ野球を通じて、仰木監督やイチローやパンチ佐藤など、色々なキャラクターのお陰で金融業オリックスから世界のオリックスになっていったのです。
ちなみに今は、リース業だけではなく不動産・投資・生命保険・銀行・資産運用・投資銀行・環境エネルギーなど、とにかく金融=資本主義の真髄です。
お金持ちにお金がどんどん回るようになっています。
私ももし先を見越してオリックスに入社できていれば、今頃お金持ちになっていたんじゃないかと思います。ああ、羨ましい。